イラン・オマーン両外相が電話会談、制裁解除交渉をめぐり
(last modified Sat, 01 Oct 2022 08:18:45 GMT )
10月 01, 2022 17:18 Asia/Tokyo
  • イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相とオマーンのブーサイーディー外相(アーカイブ写真)
    イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相とオマーンのブーサイーディー外相(アーカイブ写真)

イランとオマーンの両外相が、制裁解除交渉について電話会談しました。

イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相は30日金曜、オマーンのブーサイーディー外相と電話会談し、二国間関係や地域・国際問題、対イラン制裁解除交渉などについて話し合いました。

この中でアミールアブドッラーヒヤーン外相は、制裁解除交渉が妥結するためにはアメリカが真剣にイニシアチブをとり、柔軟性を持つことが必要だと述べました。その上で、イランは強固な合意成立に真剣であることを強調しています。

これに対しオマーンのブーサイーディー外相も、オマーンとして常に核協議妥結とイランの合法的な要求実現を支持していると述べました。

圧制的で違法な対イラン制裁の解除をめざす交渉は、イラン側代表団のイニシアチブにより一連の進展を見せていましたが、西側諸国とくにアメリカが、トランプ前米政権による違法措置や最大限の圧力政策の補償を渋ったことで、核合意復帰に対するアメリカの真剣さに疑問符がつき、協議が長引く原因となっています。

 


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