イラン外務省報道官:「イスラマバード合意覚書は全戦線での戦争終結に焦点、数日中に署名の見込み」
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イラン外務省のエスマーイール・バガーイー報道官
バガーイー・イラン外務省報道官が「現在進められているパキスタン首都イスラマバードでの合意覚書は、全ての戦線における戦争終結に焦点を当てており、現段階では核問題については議論しないことが決定されている」と語りました。
【ParsTodayイラン】IRIB通信によりますと、エスマーイール・バガーイー報道官は13日土曜の記者会見で、米国がイランに対する約束を破ったことに言及し、「我々は悲観的にこの外交プロセスを見守り追跡する責任がある。それは、1年半にわたるアメリカ側との交渉の経験、並びに過去の協議における彼らの約束違反と犯罪行為に着目し、我々は極めて慎重かつ先見の明をもってあらゆる段階を慎重に進める必要があるからだ」と述べています。
また「イラン・米国間の問題は非常に複雑だ」とした上で、「過去の経験を踏まえ、現段階ではレバノンを含む全ての戦線における戦争終結に重点が置かれ、核問題については協議しないことが決定された。この問題に関する協議は60日以内に行われることになっている」と付け加えました。
さらに、現段階で議論すべき議題として、イラン船舶への攻撃やホルモズ海峡に関する問題などを挙げ、「今後数日以内にイランと米国の間で合意覚書が調印される可能性は否定されない」と語っています。
そして、ホルモズ海峡の問題に関しては「国際法の観点から見て、ホルモズ海峡はその沿岸国であるイランとオマーンの領海内にあり、この海域におけるイランの主権行使は、国家安全保障の確保および、イラン・イスラム共和国の国家主権の行使に合致するものであり、国際法においても認められている問題である」と述べました。
同時に「これらの約束事は相互主義に基づいて設定されている。つまり相手側がいずれの段階であれ約束履行を拒否した場合、イランは対抗措置を取ることが認められる」とした上で、「イラン国民は、自国の利益、尊厳、そして独立を守る決意を示した。この40日間における国家防衛の手法は、敵に忘れ難い教訓を与えた」とコメントしています。
加えて「イランの政策は、各国との関係修復にとって極めて重要であり、我々は地域諸国との間に問題があるなどと表明したこともなければ、実際にそう信じたこともない。また、我々はいずれの近隣諸国との間にも敵意はなく、近隣諸国は我々に対して非常に敬意をもって接している」と語りました。
バガーイー報道官は最後に「今回の事態は、米国とシオニスト政権イスラエルによる軍事侵略の結果であり、誠に遺憾ながら地域の一部の国々が、対イラン攻撃を目的とした侵略者による自国の領土や国家主権、基地や施設などの利用を阻止する、という法的・道義的責任を果たさなかったことが原因である」と結びました。