イラン革命防衛隊総司令官、「サウジ王家はイラン国民への扇動行為を止めるべき」
10月 17, 2022 20:51 Asia/Tokyo
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イランイスラム革命防衛隊のサラーミー総司令官
イランイスラム革命防衛隊のサラーミー総司令官が、「サウジアラビアのサウード王家は、メディアを通しての気高いイラン国民や若者への扇動行為を止めるべきであり、我々はこれに関してサウジ側に警告する」と語りました。
イラン人女性マフサー・アミーニーさん(22)の死亡を口実にした最近のイランでの暴動は、再度、敵にとってイラン内政に干渉し、暴動を扇動するための機会となりました。
イルナー通信によりますと、サラーミー総司令官は17日月曜、イラン北西部アラス地区での革命防衛隊の演習において、「サウード政権に所属するメディアは明らかに、イランの若者を挑発しようとしており、これらのメディアを統制するよう勧告する。さもなければ、彼ら自身にその火の粉が降りかかってくる」と述べました。
また、「自分たちが被害を受けやすい存在であることを認識すべきだ。そしてよく注意を払ったほうがよい」としています。
そして、「17日の軍事演習の基本的なメッセージは、近隣諸国との友好、同朋の精神である」とし、「近隣諸国が陰謀や敵対行為に出ない限り、我々は友人であり続ける。さもなければ、イランの政策は変わる。各国が平和共存、協力し、適切な政治・経済関係を維持している限り、我々は友好と協力の上に立つだろう」と結びました。
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