イラン大統領、「対イラン協力は多様な可能性で諸国民にとり有益に」
(last modified Wed, 16 Nov 2022 09:44:19 GMT )
11月 16, 2022 18:44 Asia/Tokyo
  • ライースィー・イラン大統領
    ライースィー・イラン大統領

ライースィー・イラン大統領がベネズエラ高等使節団との会談で、「経済、科学、エネルギーなどの多様な可能性の存在により、対イラン協力は諸国民にとって有益なものとなる」と語りました。

現在、イランとベネズエラの両国は米国の一方的な制裁下にあり、多極主義の擁護、違法で一方的な米行動に立ち向かう必要性、核エネルギーの平和利用についてイランが有する権利、パレスチナの法的権利の正式承認といった諸問題において、共通の見解を有しています。

イラン大統領府の広報サイトによりますと、ライースィー大統領は、テヘランで行われたベネズエラの副大統領兼科学大臣、運輸大臣、農業国土大臣との会談で、あらゆる分野におけるイランとベネズエラの関係の進展、中でも合同経済委員会の開催の成功について喜びを示しました。

また、覇権主義勢力の過剰な要求に対するベネズエラ国民の抵抗を高く評価するとともに、「アメリカは、脅迫と制裁で他国を押しとどめることができると考えているが、独立した諸国民の対峙は彼らを撤退に追い込み、抵抗と協力のみが西側諸国の過剰な要求や行動に対抗できる方法であることを、改めて証明した」と語りました。

一方、ベネズエラのラモン・ブラスケス運輸大臣も、同国とイランによる経済合同委員会の開催に関する報告を示しながら、「これまでの交渉においては、運輸、農業、エネルギー、技術の分野での協力拡大に向けて、良好な合意に達した」と述べました。

 


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