イラン国防相、「ウクライナはロシアによるイラン製無人機の使用の証拠を提示せず」

イランのアーシュティヤーニー国防軍需大臣は、イランとウクライナの技術専門家会合について、「ウクライナ側はこの会合で、ロシアがイラン製無人機を使用したことを裏付ける証拠を提示しなかった」としました。

イルナー通信によりますと、アーシュティヤーニー大臣はまた、「ウクライナ側は証拠の提示を次回の会合に先送りした。とはいえ、この問題は重要でなく、追及するに価しない。それは、主張の多くが根拠のない表明や噂を元に提起されているからである」と述べています。

さらに、「イランとロシアの軍事協力は過去から存在してきているが、ウクライナ戦争でのイラン製無人機使用に向けた協力は行われていない」としました。

この数週間、ロシアとの戦争での使用を目的とした数十億ドルの兵器をウクライナに送付したアメリカとヨーロッパ諸国の政府関係者は、「イランは対ウクライナ戦争での使用目的で、ロシアに無人機を送り込んでいる」と主張してきました。

この主張を受け、イランはこうした主張の正当性の調査を目的とした共同会合の開催をウクライナ側に要請していました。

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