イラン経済の成長が継続;全体3.3%、石油抜きで3.4%の成長
12月 20, 2022 18:12 Asia/Tokyo
イラン統計センターは、イラン暦初めにあたる今年3月21日から9月22日までのイラン経済の成長率が、石油分野を含めて3.3%、石油分野を含めない場合3.4%に達したと明らかにしました。
イルナー通信によりますと、イラン統計センターが出した最新の定期報告では、同期間のイランのGDP国内総生産が石油込みで3870兆リヤル、石油抜きで3326兆リヤルに達し、成長率ではそれぞれ3.3%、3.4%となりました。
この報告から、昨年同時期と比べてイランの鉱工業が5%、サービス業が2.6%の成長を記録したことが明らかになっています。
現在のイランの第13期政権は昨年8月の発足以来、バランス外交の展開や地域・近隣諸国との協力拡大を優先事項に据えています。
そうした今期政権の政策の一例として地域志向、アジア重視、SCO上海協力機構やECO経済協力機構といった地域・地域外機関への加盟が挙げられます。