FAO、「イランは世界の食糧確保に重要な役割果たす」
1月 07, 2023 15:21 Asia/Tokyo
FAO国連食糧農業機関が、世界の食糧の確保にイランが重要な役割を果たしていることを明らかにしました。
イルナー通信によりますと、FAO の統計では、イランが世界の食糧供給において重要な役割を果たしており、世界最大の食糧輸出国の 1 つとなっていることが示されています。
FAOの2021年の統計によりますと、イランは25品目の農産物輸出量において世界の上位20カ国に入っています。
その中のひとつイチジクでは、イランは2021年には8763トンを輸出して、世界第1位となりました。なお、イランに次いでイチジクの輸出が多かったのはオーストリア、続いてスペインでした。
ピスタチオ、干しぶどう、ナスの3品目においてもまた、イランは2021年に輸出量で世界第2位となっています。
同年のイランのピスタチオ輸出量は13万6000トン以上で、これはアメリカに次ぐものでした。
一方、同年のイランの干しぶどうの輸出量は、トルコに次いで多い10万6000トンでした。
イランはさらに、スイカおよびブドウの輸出でも世界第3位となっているほか、ナツメヤシなどの重要な産物の輸出でも上位にランクインしています。
ا2021年のイランのナツメヤシの輸出量は、世界第4位となる24万5000トン余りでした。