イランのトランジット輸送量が８．６％増加

イラン税関のレズヴァーニーファル総局長は、過去１０ヶ月（イラン暦今年始の昨年３月２２日〜現在まで）にイランを通過した物流量が昨年同時期と比べて８．６％増加し、１０４０万トンに達したと明らかにしました。

レズヴァーニーファル総局長はファールス通信の取材に対し、イランからの輸出について、今年はこれまでに輸出額が４３０億ドルに達しており、昨年と比べて金額ベースで１９．０６％増えているとしました。

また、イラン製品の輸出については、重量にして９８００トンで、昨年比で２．８６％の伸びだということです。

輸出品の重量あたりの平均単価は、昨年が１トンあたり３８０ドルだったのに対し、今年は１５．７％伸び４４０ドルでした。

非石油製品の輸出も１９％増え、貿易収支は黒字になっているということです。

さらに、イランの輸出品のうち最大の割合を占めるのは液化天然ガスで、金額にして６８億ドル、輸出全体の１５．７４％を占めているということです。

また、輸出先上位は中国、イラク、トルコ、アラブ首長国連邦、インドとなっており、この５カ国でイランの輸出全体のうち重量で７４％、金額で７６．５％を占めています。

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