イラン原子力庁長官、「わが国は世界の放射性医薬品５大生産国」

イラン原子力庁のエスラーミー長官が、「わが国は、世界において放射性医薬品の５大生産国である｣と語りました。

イルナー通信によりますと、エスラーミー長官は２５日水曜、イラン放射性医薬品輸出に関する閣僚会議の傍ら、「新型コロナウイルスの世界的大流行の収束後、９カ国に対する放射性医薬品の輸出が再開されている」と述べました。

また、「わが国で生産される放射性医薬品は、治癒率の向上に力を入れているほか、がん治療の分野で使われている他の薬よりも高い効能を有している」としました。

さらに、IAEA国際原子力機関のグロッシ事務局長のイラン訪問の計画と協議が現在課題とされ、それに向けて調整中であるとしました。

これについてエスラーミー氏は、「わが国とIAEAとの協力は依然続いており、IAEAの情報部門はイランの核活動に民間目的以外への逸脱は見られないと報告した」と述べました。

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