6月 24, 2016 19:24 Asia/Tokyo

24日に行われたテヘラン金曜礼拝で、セッディーギー師が説教を行い、バーレーン政府の国民に対する暴力的な行動は、人道に反するもので、この政権に悪い結果をもたらすだろうとしました。

セッディーギー師は、バーレーンの国民に対する同国政府の圧力や弾圧の拡大に懸念を表明し、「バーレーンの人々は、合法的な権利を求め、平和的な方法でそれを追求しているに過ぎない」と強調しました。

また、バーレーン国民は、5年前から、平和的な抗議に対して暴力的な応対を受けているとし、「バーレーン政府は、サウジアラビア政府の政策に従い、主権を求める自国の国民に対してあらゆる暴力を用いている」と語りました。

さらに、サウジアラビアやバーレーンでの聖職者の弾圧、拘束、市民権の剥奪の継続に懸念を示し、「このような圧制は非難されるべきであり、続けられれば、この2つの政府の崩壊につながるだろう」と語りました。

セッディーギー師は、パレスチナ人の飲料水を汚染すべきだとしたシオニストの聖職者の教令を非難し、「このような野蛮性は、預言者ムーサーの教えとは完全に反している」と語りました。

また、イエメン人の子供の殺害を巡り、国連のブラックリストからサウジアラビアの名が削除されたことに触れ、「この措置は、国連の地位を損ない、この国際機関が大国の政治的、財政的な影響を受けていることを示した」と強調しました。

さらに、イエメンの空腹にあえぐ子供、負傷した子供、孤児たちに対する国連の沈黙は正当化できないとし、「国連の倫理的な正当性は疑問視されている」と述べました。

 

 

 

タグ