2月 22, 2023 17:16 Asia/Tokyo

イラン中部ヤズドで、第16回イラン製手織り絨毯専門見本市が開催中です。

国際通信イランプレスによりますと、この国際見本市では、イラン伝統工芸に関心のある人々向けに、イラン製の各種の手織り絨毯が展示されています。

今回は、首都テヘランのほか、イラン北西部タブリーズ、中部ナイーン、イスファハーン、ゴム、ヤズド、東部シャーフルード、北東部ゴルガーンの各都市で生産された100%絹製および絹との混紡、ウールで作られたあらゆる種類の絨毯や薄手の敷物ゲリム、ギャッペと呼ばれる毛足の長い絨毯や額縁入りの絨毯絵画の数々が公開されています。

 

イラン製手織り絨毯

 

今回の見本市に出展しているブースの関係者はいずれも、遊牧民であるか、もしくは農村地域でじゅうたん織りの工房を持ち、村民の雇用創出を推進してきた生産者です。

世界で最も優れた手織り絨毯がイランのものであることは疑いなく、このことは、イラン人芸術家の手によって織られたこれらの絨毯の縦糸と横糸の列や細かい結び目から見て取れます。手織りのイラン絨毯の素晴らしさは、ヤズド産、ナイーン産、タブリーズ産、南西部バフティヤール産やその他のイランのあらゆる種類の文様デザインに見られます。

第16回イラン手織り絨毯専門見本市は、ヤズド国際展示場で今月25日まで開催されています。

 


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