3月 19, 2023 17:00 Asia/Tokyo

イラン国家安全保障最高評議会のシャムハーニー書記が19日日曜、先日の中国およびUAEアラブ首長国連邦への訪問に続き、イラク当局者らと会談するため同国首都バグダッドを訪れました。

今回のシャムハーニー書記のイラク訪問は、同書記が先日中国を訪問してその仲介によりサウジアラビアとの関係正常化合意を結んだ状況の中で行われました。

シャムハーニー書記は中国訪問後にUAEも訪れ、同国当局者らと会談し二国間関係につながる問題について意見を交換しています。

今回のイラク訪問も、二国間関係および地域情勢の両面から見て重要かつ評価されるものです。

イランにとってイラクは、第2の貿易相手国でもあります。

先日のイラン・サウジ関係正常化合意は、地域諸国から大きな歓迎を受けました。また、イランと長い間見解を異にしているUAEでさえも、互いの誤解解消およびあらゆる分野におけるイランとの関係拡大を望むようになりました。

UAEのタフヌーン・ビン・ザーイド国家安全保障局顧問は先日行ったシャムハーニー書記との会談で、イラン・サウジ合意について「この合意は、地域各地の恒常的な平和、安定、安全に建設的な役割を果たす」とし、その上で「UAEとイランの間で温かい兄弟愛にあふれる関係を広げていくことは、我々にとっての優先事項である」と指摘しています。

 

 


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