Pars Today

イラン・イスラム最高指導者のハーメネイー師は、正義の重要な例は、不平等の解消であると述べました。

ハーメネイー師は18日火曜夕方、イラン人大学生1000人以上との会談で、「自由」という概念について、「イスラムの見解では、物質的欲望からの解放は、自由というテーマの主要な部分であり、これによって、発展、成長の道が開かれ、また固定化、停滞、反動主義、強大国や独裁者といった制限から解放される土台が整えられる」としました。

また、イラン国民に自分自身とその能力に否定的な見方を植え付けるための敵の戦略に触れ、「バーチャル空間はひとつの真実であるが、一部の人々は、この空間やＳＮＳ上に正しいニュースや情報、分析を投稿するべきなのに、多くの誤ったニュースやコンテンツ、分析・論説を受け入れてしまっている」と述べました。

その上で、我々イラン国民が自国に対して否定的な見方を持つよう敵が画策していることについて、「国内に一部問題が存在することは事実だが、失望の原因が国内にあるということは認めない」と語りました。

ハーメネイー師はまた、国民投票に関する質問に対し、「国の様々な問題をその都度国民投票にかけることができるだろうか？　世界のどこでそのようなことが行われているだろうか？　投票に参加するすべての人が、その問題を分析する能力があるのだろうか？」として退けました。

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