イラン外務省報道官、「民主主義標榜する米は世界最大の武器販売国」
May 13, 2023 15:02 Asia/Tokyo
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イラン外務省のキャンアーニー報道官
イラン外務省のキャンアーニー報道官が、「米国は、自身の掲げている民主主義とは裏腹に、世界最大の武器販売国である」としました。
イルナー通信によりますと、キャンアーニー報道官は12日金曜、ツイッターにおいて、アメリカが2022年に142の国・地域へ武器を販売していた事実に触れながら、「バイデン政権の最初の会計年度となる2022年、米国は2060億ドルの武器を販売した。しかも、独裁国家とされる84か国のうち、その57%にあたる少なくとも48か国がその販売先となっていた」と指摘しました。
そして、アメリカ政府がその言動で示す主張の違いを取り上げ、「スローガンでは民主主義的価値観を掲げながら、実際の行動は戦争・殺戮・弾圧のための武器輸出だ!」としました。
その上で、アメリカの矛盾した行動を裁くのは世界の世論に任せるとしながら、「米オンラインメディアのザ・インターセプトによれば、米国は冷戦終結よりこれまで世界最大の武器輸出国であり続けている。同国の武器輸出は、世界の年間武器取引総額の約40%を占めている」と続けました。
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