イランの石油契約の新モデル
イランのザンゲネ石油大臣が、イランの石油産業の契約の新たなモデルに加えられた修正の詳細について説明しました。
アミーンザーデ解説員
ザンゲネ大臣は、28日火曜、「石油契約の新たなモデルは、イランの原油増産の方法のひとつとみなされる」とし、「とはいえ、これは唯一の方法ではない。我々は引き続き、国内の可能性や開発基金を使用するだろう」としました。さらに、「我々の前に横たわる最大の問題は、近隣諸国との共同油田の調整だ」としました。これまで、イランの油田の一部は、バイバック契約の形で実行、開発が行われています。
掘削拡大、石油や天然ガスの生産量の増加、油田の再開発、国内の技術の向上、石油産業参入に向けた民間部門の強化が、イランの新たな石油契約における重要な5項目です。
石油や天然ガスの生産量を増加するには、石油が出る可能性のある地域での掘削が必要です。同時に、石油産業の拡大には、国内の可能性を支援することが必要です、このため、石油契約の締結に向けたイランの新たな計画では、必須事項としてイランの民間部門の参加の原則が考慮されています。
半年前に、石油省の承認を受けた石油契約の新モデルは、これらの契約に関する批判に注目し、見直しが行われました。現在、石油省は、これに関する変更を発表し、「共同油田を優先にした入札が行われる」としました。ザンゲネ大臣は、「共同油田の開発と掘削中の油田の利用増加を目的にした入札は、まもなく発表される」としました。
石油産業とこの産業の開発計画の歴史を振り返ってみると、石油・天然ガスの経済開発に関する議論が提示されるときはたいてい、大手企業への一種の依存が想起されます。この依存は常に、石油産業の下流部門にとって、ひとつの弱点でした。一部では、イラン石油産業における外国投資に関する問題も存在します。
イランはガス田開発に関する52の計画、さらに、エネルギー分野での開発に関する18の複合計画を提示しています。この種の契約において、イランの採掘・生産企業の創設と強化が強調されています。ザンゲネ大臣は、「各油田の作業のおよそ半分がイランの企業にゆだねられ、外国企業は、イランの掘削・生産企業の設立のために支援を行う」と述べています。この計画は、抵抗経済の全体政策を強調することで、イランの制裁解除によりいち早く市場に戻るべきでしょう。
イランは3ヶ月で、原油の生産量を日量380万バレルに増加させ、輸出量も200万バレルに達しました。こうした流れが継続する中、利用中の油田の再開発と掘削に関する多くの計画の実行は非常に重要なものとなっています。
これにより、イランの石油協定締結に関する新たな計画の特徴は、過去の弱点の克服となっています。イランの現状は、20年前とは大きく異なっています。新たな状況の中、抵抗経済を進めるための手段として、国際企業との協力の機会を利用すべきです。こうした見解から、国内外の石油企業の協力は、制裁解除後のイランの抵抗経済の下地を強化するための機会となるべきなのです。