イラン大統領が、イスラム革命の成果の波及を協調
6月 05, 2023 19:22 Asia/Tokyo
イランのライースィー大統領が、同国でイスラム運動が開始され歴史の転換点となったイラン暦ホルダード月15日に、特に若い世代の目を向けさせるべきだと強調し、イスラム革命やイスラム体制の名のもとに実現した事柄をさまざまな媒体で広めるよう求めました。
イラン・イスラム革命の偉大な創始者たるホメイニー師が蜂起した歴史的記念日であるホルダード月15日は、2023年の西暦では6月5日にあたります。
イランでは、60年前のイラン暦1342年ホルダード月15日に、後のイスラム革命につながるイスラム運動が始まりました。
イルナー通信によりますと、ライースィー大統領は、ホルダード月15日蜂起60周年記念会議メンバーとの会談で、「今回の会議の重要な議題のひとつは、旧パフラヴィー政権の圧制や犯罪を思い起こし、イスラム革命の成果を人々に説明することだと考えている」と述べました。
また、ホルダード月15日の蜂起に参加した当時の人々の動機が、イスラムとイラン国民の利益に向けた変化への希望にあったと指摘しながら、「テヘラン南東のヴァラーミーンで人々が蜂起を始めたこの日、彼らの目の前には徹底的に武装した旧パフラヴィー政権が立ちはだかっていたが、それでも人々は変化への希望を抱いて死も辞さなかった」としました。
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