7月 03, 2023 18:09 Asia/Tokyo

1988年に起きた、米海軍巡洋艦によるペルシャ湾上空でのイラン旅客機撃墜事件の記念日に際し、この事件の殉教者の遺族や政府当局者らが、事件現場の海上に献花しました。

イラン暦ティール月12日にあたる7月3日は、イラン・イラク戦争末期の1988年にイランの旅客機が米巡洋艦によって撃墜された事件の記念日です。

1988年7月3日、イラン南部のバンダルアッバースからアラブ首長国連邦のドバイに向かっていたイラン航空の旅客機が、ペルシャ湾上空を飛行中に、アメリカの巡洋艦ヴィンセンスから発射された2発のミサイルによって撃墜されました。

これにより旅客機に搭乗していた子供や女性、外国人を含む乗客乗員290人全員が殉教しました。

イルナー通信によりますと、3日月曜、この事件の現場海上で追悼式典が開催され、参加者らが「アメリカに死を」「イスラエルに死を」といったスローガンを叫び、アメリカによるこの犯罪への嫌悪を示しました。

 


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