Pars Today

イラン北西部・西アーザルバーイジャーン州オシュナヴィーイェにて、第６回サクランボ祭りが開催されました。

オシュナヴィーイェのサクランボ祭りは、イランのサクランボの都とされるこの町の経済や芸術、文化、観光面での可能性を広く一般に知ってもらう目的で、毎年７月初旬に開催されます。

国際通信イランプレスによりますと、気候と観光名所に恵まれたこの地域では、サクランボ祭りと同時に農産物や手工芸品の展示会が開催されます。

また、このサクランボ祭り特有のアトラクションとして、イランのクルド民族に古来から伝わる音楽の演奏です。

イランの国境地帯に位置するオシュナヴィーイェ郡には、１万４５００ヘクタールもの果樹園があり、そのうち約８２０ヘクタールがサクランボ園となっています。

オシュナヴィーイェ郡内各地のサクランボ園では、年間４０００トン以上ものサクランボが収穫され、また今年はこの地域でとれたサクランボ５００トンが出荷されています。

この地域でとれるサクランボはその透明感のある色彩や優れた風味や香ばしさを持つことから、イラン国内外（特にイラクのクルディスタン地域）に顧客を持つようになりました。

オシュナヴィーイェは西アーザルバーイジャーン州の国境地域の一つで、北はトルコ、南はイラクと陸の国境を接しています。

美しい自然と多くの果樹園が存在するオシュナヴィーイェは、イラン北西部の重要な観光拠点の 1 つとなっています。

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