7月 16, 2023 20:56 Asia/Tokyo
  • イラン司法府人権本部のガリーブアーバーディー書記
    イラン司法府人権本部のガリーブアーバーディー書記

イラン司法府人権本部のガリーブアーバーディー書記は、「イスラム革命防衛隊ゴッズ部隊のソレイマーニー司令官を暗殺した実行犯には、正義の鉄槌が下されるだろう」と強調しました。

ソレイマーニー司令官は2020年1月3日、イラク・バグダッド空港付近にて、イラクの民兵組織ハシャドアルシャビのアルムハンディス副司令官らとともに、侵略者たる米テロリスト軍の空爆によるテロ攻撃を受け、殉教しました。

ガリーブアーバーディー書記は、イラクの各大学の学長や教授らの参加するセミナーにおいて、ソレイマーニー司令官とアルムハンディス副司令官の暗殺事件に関する司法手続きの最新状況に言及し、「この暗殺においてアメリカが取った行動は、人道に対する犯罪である。ソレイマーニー司令官にテロ攻撃をしかけた実行犯には、正義の鉄槌が下されるだろう」と述べました。

一方、「イランは、物事の政治化や手段としての人権利用に反対している」と続けました。

また、「西側は、文化的多様性に留意せずに、自分たちの様式を世界に押し付けようとしている。人権分野における二重基準や他国への規範の押し付けは、この分野に重大な害をもたらすものであり、我々はそのような行為に反対する」としました。

その上で、占領下にあるパレスチナでシオニスト政権イスラエルが行う犯罪やイエメン危機について言及し、「パレスチナにおけるシオニスト政権の犯罪は人権侵害と言える。しかし米国は、イスラエル政権に対するいかなる決議に対しても、拒否権を発動している」と述べました。

さらに、「イランとイラクは、制裁およびテロの犠牲者である。イラクでは、米国と西側諸国が制裁を行った結果、50万人の罪のない子どもたちが命を落とすことになった」としました。

そして、「イランとイラクでは、何千人もの人々がテロの犠牲者になっている。しかしそれらのテロ犯罪を行ったのは、人権を主張する西側の国々が生み育てた複数のテロ組織だった」と指摘しました。

 


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