イラン・中国両外相が電話会談

イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相と中国の王毅外相が電話会談し、両国関係および国際問題について意見交換を行いました。

イラン外務省の発表によりますと、アミールアブドッラーヒヤーン外相は20日日曜、王毅外相との電話会談で、同氏の外相再任に祝意を述べるとともに、イランと中国の関係を前向きなものと評価しました。

また、両国が交わした合意の実施において良好な進展が見られるとし、2021年に締結された25ヵ年包括的協力協定の推進を強調しました。

一方の王毅外相もまた、両国の戦略的関係を肯定的に評価し、南アフリカで22日から開催されるBRICS首脳会合および、同組織の加盟国拡大に関する中国の見解を説明しました。

さらに中国が提唱する「一帯一路」構想においてイランが主要な一員であるとし、同構想の次回会合へのイランの参加も重要である、と語りました。

また、アミールアブドッラーヒヤーン外相の最近のサウジ訪問や、イラン・サウジ関係の発展に満足の意を表明しました。

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