イラン外相、「イスラエルは地域における犯罪の報復受ける」
8月 31, 2023 17:18 Asia/Tokyo
イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相が、シリアのミグダード外相との共同記者会見において、「地域におけるシオニスト政権イスラエルの侵略行為や犯罪は、これまでも報復なしには済まされておらず、今後も同様である」と述べました。
ファールス通信によりますと、アミールアブドッラーヒヤーン外相は、シリア・ダマスカスでミグダード外相と会談した後、共同記者会見を行い、違法な存在であるシオニスト政権イスラエルによるシリア・アレッポ空港や非軍事地域への悪意ある攻撃を非難しました。
続けて、「シリアおよび地域の安全は、両国にとって深刻かつ共通の関心事である。我が国は、シリアを安全と安定に導き発展した地域にさせる一環として、同国の指導部、軍、政府、国民への手厚い支援を続けていく」と述べました。
また、トルコとシリアの関係にも言及し、「シリアとトルコの近隣同胞愛に基づく友好関係は、両国および地域の利益となるものである。我が国は、シリアとトルコに対してと同様に、諸国の主権および領土保全を尊重している」と強調しました。
一方、ミグダード外相もこの共同記者会見で、イランとシリアに対する西側の敵対政策が続いているとしながら、「西側諸国、なかでも米国は、テロリズムへの投資などの政治的目標を推進するために一連の手段を行使している」と述べました。