10月 01, 2023 16:27 Asia/Tokyo
  • イランのカーゼミーゴミ―・アフガニスタン問題担当大統領特使
    イランのカーゼミーゴミ―・アフガニスタン問題担当大統領特使

イランのカーゼミーゴミ―・アフガニスタン問題担当大統領特使が、「米は相変わらずアフガニスタンで悪事を続け、同国の近隣諸国をはじめとした地域諸国にとっての懸念材料を生み出そうと目論んでいる」と語りました。

国際通信イランプレスによりますと、駐アフガン・イラン大使も兼ねるカーゼミーゴミー特使は30日土曜夜、ロシア・タタールスタン共和国の町カザンで行われた、アフガニスタン近隣諸国による会合の終了に際して、「米軍のアフガン撤退から2年以上経過しているにも関わらず、米国は依然としてアフガンでの悪事に手を染め続けている」と述べました。

また、米国がなおもテロ行為やテロ組織ISISをほう助していることに触れ、「アメリカは、アフガンでの情勢不安を扇動することで、一部のアフガン近隣諸国に米軍基地を設置しようと目論んでいる」としています。

さらに、「アフガン近隣諸国はカザンでの会合において、アフガン統治者らと協力しながら地域的なイニシアチブ、および集団的行動という枠組みで同国内の現状を打開すべきだという結論に達した」と語りました。

そして、アフガンでの治安状況の相対的な改善及び、麻薬栽培の禁止に触れ、「近隣諸国へのアフガン難民の流入は依然として増加を続けており、麻薬密輸も後を絶たない」と述べています。

カーゼミーゴミー特使はまた、「カザンでのアフガン近隣諸国会合に参加した諸国は、同国の経済・政治・治安状況の回復のためには、アフガン国民が信頼し、かつ彼らのニーズにこたえられる政府の発足が必須であるということで、見解の一致を見た」と語りました。

 


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