10月 03, 2023 17:40 Asia/Tokyo
  • イラン原子力庁のエスラーミー長官
    イラン原子力庁のエスラーミー長官

イラン原子力庁のエスラーミー長官が、「我が国は核兵器の製造を追求しておらず、常に平和目的の核エネルギーを求めている」と語りました。

テヘランで開催された第37回イスラム団結国際会議に参加するゲスト一行は2日月曜、同市内にあるイラン原子力庁内の放射性医薬品製造研究所とシャヒード・ファフリーザーデ研究炉を視察しました。

第37回国際イスラム団結会議は、41カ国から3000人以上の学者や知識人の参加により開催されています。

国際通信イランプレスによりますと、エスラーミー長官は、今回の視察中に「我が国の原子力技術の成果は平和と人類への奉仕に沿ったものである」と述べ、「当機関のすべての活動はIAEA国際原子力機関の規範と規制に基づいて行われている」と強調しました。

また、「イランは科学技術分野におけるあらゆる覇権に反対している」と強調し、「我々は国内専門家の努力により制裁の無効化に成功した」と明言しました。

さらに、アメリカの一方的な核合意離脱及び、ヨーロッパ諸国の約束不履行に触れ、「核合意における我が国の相手側は制裁を解除するどころか、強化し、他国がイランに協力することさえ認めていない」と述べています。

そして最後に、イランの核活動の透明性に言及し、「覇権主義諸国の政策への不従順により、そうした国々はイランの核開発を阻止しようとしている」と結びました。

 


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