イランとサウジが学術協力を実施へ

イランの科学・研究・技術省のサーレヒー次官とサウジアラビアのKACST・キングアブドゥルアズィズ科学技術都市のエルデソーキ長官が、二国に科学技術や共同研究で協力を行っていく用意があるとしました。

イルナー通信によりますと、日本の京都で開かれた「科学技術と人類の未来に関する国際フォーラム（STSフォーラム）」の傍らで行われたサーレヒー次官とエルデソーキ長官との会談では、双方がイスラム世界における互いの国の重要性を挙げながら、両国間およびOICイスラム協力機構の枠内で科学技術や共同研究といった協力を行う用意があると強調しました。

両者はさらに、両国関係が新たな段階に入ったことで生み出された機会を生かして、科学技術面での交流や学術的関係を増加させ、イスラム世界がさらに大きな利益を得るための基盤を作っていく必要があるとしました。

現在のサウジアラビア体制においては、最も上位の研究・技術分野当局者であるKACST長官が、同国の革新技術プロジェクトや研究プロジェクトの支援、また研究計画実施の最高責任者となっています。

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