国境を超えたテロ
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この数日、レバノン、イラク、シリア、バングラデシュ、アフリカの一部で、テロ行為が繰り返されています。
(last modified 2025-10-27T01:35:03+00:00 )
7月 05, 2016 15:12 Asia/Tokyo
  • 国境を超えたテロ

この数日、レバノン、イラク、シリア、バングラデシュ、アフリカの一部で、テロ行為が繰り返されています。

アミーンザーデ解説員

3日日曜未明、イラクの首都バグダッドで起きた爆弾テロにより、数百名が死傷しました。4日月曜の夜には、サウジアラビアが無差別テロの標的になりました。この自爆テロは、サウジアラビア東部カティーフのシーア派居住区と聖地メディナの預言者モスクの近くで発生しました。

イラン外務省のガーセミー報道官は、このテロを非難しました。ガーセミー報道官は、「イランはこれまで何度も、世界のあらゆる場所で起こる、あらゆる形のテロは強く非難されるべきで、全ての国が、テロの元凶と真剣に戦うべきだと表明している」としました。ガーセミー報道官は、これ以前にも、バングラデシュのテロ攻撃を非難し、この行動は、テロが、地理や国境、国籍、宗教を超えていること、テロとの戦いは、全ての国の協力によって可能であることを示したと語りました。

今日、地域で見られるテロは、数年前、イランを標的にしていました。特に、現在、地域で犯罪を行っているテロリストは、西側のダブルスタンダードが生み出したもので、アルカイダやISISといったテログループの出現によってより明らかになっています。実際、アメリカは、世論を欺き、テロと戦う代わりに、自分たちのテロへの支援を隠そうとしています。テロは、9.11アメリカ同時多発テロから始まり、償いきれない大きな損害を出していますが、アメリカは、テロを都合のよいように解釈し、よいテロと悪いテロにわけ、一部のグループをテロ組織のリストから除外し、彼らに支援を行っています。

西側諸国、サウジアラビアやトルコといった地域の一部の国は、テロリストが様々な国の傭兵をメンバーに加えられるよう、彼らに武器や資金を供与しています。それが意味するのは、テロへの支援です。今日、それが繰り返されており、テロの支援者は、テロや過激派を、イスラムと西側の対立のための道具にしています。

このような中で、西アジアの国々は、テロや戦争による圧力、政治的な混乱に巻き込まれています。干渉的な大国は、テロとの戦いを口実に、地域を混乱させながら、イスラム教徒に非難の矛先を向けています。

イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師は、昨年11月29日、欧米諸国の若者に書簡を送り、フランスの無差別テロを、痛ましい事件としました。ハーメネイー師はそれ以前にも、2014年1月に、欧米の若者に向け、テロの根源に関する重要なメッセージを送りました。ハーメネイー師はこの2つの書簡で、西側の政策における矛盾を指摘し、「ヨーロッパの人々は、現在、数日間、家の中に避難し、公の場所に出かけるのを避けているが、パレスチナの家族は、何十年もの間、自分の家の中ですら、シオニスト政権の犯罪や殺害を免れることができていない」としました。

イランの透明な立場や見解は、イランが、テロとの戦いを常に必須のものと見なしていることを示しており、それは現在も同じです。テロは国境を超えており、それと戦うには、全ての国が協力することが必要になっているのです。