西アジアの不安定な経済状況や、ソ連によるアフガニスタン侵攻に対抗するため組織されたいわゆる「ムジャーヒディーン」の経験から生まれたひとつのテロ組織があります。それがISISです。ISISは、地域からの米軍撤退を目指すイランやイラク、シリア、レバノンといった「抵抗の枢軸」に攻撃をしかけることで、存在感を示しています。
この数カ月間、そしてパレスチナ・ガザ戦争が始まって以来、シオニストによるガザでのパレスチナ民間人拘束の様子をとらえた写真は、世界のメディアで大々的に報じられました。イスラエル兵が民間人捕虜を裸にし目隠しさせている様子は、イラクやシリアでのテロ組織ISISの行動を想起させるものでした。
イラン人ジャーナリストのモルテザー・ガルギー氏はSNSのXで、露モスクワのテロ攻撃についてISISが犯行声明を出したことについて、米国やイスラエルの関与を指摘しました。
シリア外務省が、西側諸国の他国に対する植民地主義・拡張政策的意識を批判し、「西側の政治状況は惨憺たるものであり、現在、倫理に反した矛盾や現実からの乖離を抱えている」と指摘しました。
イスラムでは規律と社会的制限、慈悲と慈愛の実現の両立を強調しています。しかし、これに対しテロ組織ISISの行動はイスラムとは何の関係もありません。このタクフィール派組織は、偽のイスラムを作り出すことによって、民心を歪め、真のイスラムに対し世界の人々を悲観的にさせようとしています。
イラクの政治家らが、テロ組織ISISの因子を使って同国の不安定化を煽るというアメリカの目論見を暴露しました。
米軍がイラクの2地域を爆撃し、多数の兵士・民間人が殉教したことを受け、同国のスダニ首相は4日日曜を公の追悼日にすると発表しました。
ジョゼップ・ボレルEU外務安全保障政策上級代表が、一触即発の状態にある西アジア情勢にアメリカのシリア・イラク空爆がもたらす結果について懸念を示し、「こうした行動は緊張の激化や紛争拡大に発展する可能性がある」として警告しました。
イラン情報省が、同国を含めた28カ国でシオニスト政権イスラエルの諜報機関・モサドの多数の分子を特定したと発表しました。
シリア国防省が、同国の複数地域に対する最近のアメリカの攻撃に反応し、こうした攻撃を受けたのはシリア軍がテロ組織ISISと戦っている地域だったとしました。