イラン外相がイスラエルに警告、「ただちに戦争犯罪をやめるべき」
(last modified Sat, 14 Oct 2023 09:27:40 GMT )
10月 14, 2023 18:27 Asia/Tokyo
  • イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相とシリアのミクタド外相
    イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相とシリアのミクタド外相

イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相は、シリアのミクタド外相と行った共同記者会見で、シオニスト政権イスラエルによるパレスチナ・ガザ地区の民間人に対する攻撃について、「手遅れにならないうちに、人道に反する民間人への戦争犯罪をやめさせるべきだ」と述べました。

シオニスト政権イスラエルによるガザ地区への攻撃が続く中、アミールアブドッラーヒヤーン外相はイラク、レバノン、シリアの3カ国を歴訪してそれぞれの国の高官と会談し、シオニスト政権による戦争犯罪を終わらせる必要性を強調しました。

同外相はレバノンにおいて、シーア派組織・ヒズボッラーのナスロッラー事務局長やベリ国会議長、ハビブ外相、さらにはパレスチナのイスラム抵抗運動・ハマスやイスラム聖戦運動の幹部らとも会談しました。

また、首都ベイルートで行った記者会見では、シオニスト政権がガザ地区に対する戦争犯罪をやめない場合、別の勢力からの報復にも直面することになるだろうが、その責任はイスラエル側にあるとしました。

その後訪問したシリアでは、同国のアサド大統領およびミクタド外相と会談し、13日夜に行った記者会見では、「シオニスト政権はパレスチナ戦士の抵抗作戦に対峙する能力がないため、ガザを空爆して女性・子供を含む民間人の殺害という大量虐殺を行っている」と批判しました。

アミールアブドッラーヒヤーン外相はさらに、「(7日からハマスが実行している)『アクサーの嵐』作戦は、パレスチナ勢力だけで決定・実行したものであり、シオニスト政権が続ける過激な政策に対する当然の反応だった」と指摘しました。

 


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