イラン外相、「イスラエルが地上攻撃すればガザは占領者の墓場に」

イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相が、パレスチナ・ガザ地区でのシオニスト政権イスラエルによる軍事侵攻が止まらなければ、戦火は拡大するだろうと警告しました。

アミールアブドッラーヒヤーン外相は１５日日曜、訪問先のカタール・ドーハで受けた同国の衛星通信アルジャジーラのインタビューにおいて、「ガザ地区へのイスラエル侵攻が止まらなければ戦火は拡大するが、その可能性が今刻々と高まっている」と指摘しました。

続けて、「我が国は、シオニスト政権イスラエルの支持勢力を通じて同政権に対し、ガザでの犯罪を止めなければ手遅れになると通達した」としました。

その上で、「政治的努力が戦火の拡大を阻止できるよう望む。さもなくば、1時間後に何が起こるかは誰にも分からない」と述べしました。

また、「我が国は、シオニスト政権が占領下のパレスチナを継続的に攻撃するのを傍観していることはできない」と警告しました。

そして、「米国とイスラエルがパレスチナへの占領・侵略政策を止めなければ戦火は止まらないが、その拡大は米国にも大きな損失を与えるだろう。イスラエルの占領主義者が（地上戦のために）ガザ地区に侵入すると決めれば、抵抗勢力の指導者らは、同地区を彼らの墓場に変えることになる」と強調しました。

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