イラン大統領、イラク首相と電話会談
(last modified Wed, 06 Jul 2016 08:06:10 GMT )
7月 06, 2016 17:06 Asia/Tokyo
  • イラン大統領、イラク首相と電話会談

イランのローハーニー大統領が、イランは常にイラクの政府と国民とともにあるとしました。

ローハーニー大統領は、5日火曜、イラクのアバディ首相と電話会談し、断食明けの祝祭に際して、イラクの政府と国民に祝辞を述べ、「イランは常にイラクの政府と国民とともにあり、また、イラクとの全面的な関係の拡大を歓迎しており、この関係の強化は両国と地域の人々の利益になると考えている」と語りました。

イラン大統領府のインターネットサイトによりますと、ローハーニー大統領はまた、テロリストに対するイラクの政府と国民の勝利は、イランにとって重要だとしたということです。

さらに、テロは世界的な危険だと強調し、多くのイラクの人々が最近の爆弾テロで死亡したことに遺憾の意を表明し、「明らかにイラクの政府と国民は、一部の大国が追求している部族、宗派間の対立の扇動やテロに対する抵抗で、勝利を得ることになる」としました。

アバディ首相もこの電話会談で、ローハーニー大統領、イランの政府と国民に断食明けの祝辞を述べ、「イラクは全面的にイランとの協力拡大を望んでおり、この関係の展望は明るく、希望あるものだ」と語りました。

アバディ首相はまた、イラクの国民はイラクからのテロリストの根絶に向けて団結し、努力を続けるとして、イランのイラク支援を賞賛するとともに、「地域諸国はテロの根絶のために団結すべきだ」と述べました。