ニュース|イラン:「テロは地域全体への脅威」/米国がガザ近郊での軍事基地建設を画策
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レザー・アミ―リーモガッダム駐パキスタン・イラン大使
パキスタン駐在のアミ―リーモガッダム・イラン大使が、パキスタン首都イスラマバードでの爆弾テロを非難し、「テロリズムは地域全体への脅威であり、この忌まわしい現象に立ち向かうには、すべての国が一丸となっての断固たる集団的努力が必要だ」と語りました。
レザー・アミーリーモガッダム大使は、イスラマバード市で現地時間12日火曜に発生し12人が死亡、少なくとも30人が負傷した爆弾テロ事件を非難し、「テロリズムは、我々の地域を情勢不安に陥れ、持続可能な開発目標への道筋を阻もうとする臆病者の勢力による陰謀である」と述べています。
【ParsTodayイラン国際】アミ―リーモガッダム大使は「悪意あるスパイどもによって引き起こされ、扇動されているこの慢性的な苦境は地域全体に共通する脅威である。そこでは背信的な因子が国際テロリズムと手を組んで平和や安全、そして安定を直接狙っている」と強調しています。
また「この醜悪な現象への対抗に当たっては、過去数十年間に数え切れないほど多くの無辜の民の命を奪ってきたあらゆる形態のテロリズムと暴力的過激主義を根絶すべく、すべての国が一丸となって決意を固め、共同で取り組むことが求められる」と述べました。
フランス、カリブ海における米軍の行動を批判
フランスのジャン=ノエル・バロ外相は、カナダで開催されたG7サミットの冒頭において記者団に対し、「緊張の扇動によるさらなる情勢不安」を回避することが極めて重要だと語りました。また、米国の具体的な行動には言及しなかったものの、「カリブ海地域における軍事作戦は国際法を無視したものであることから、我々は懸念を持って注視している」と述べています。
米民主党議員ら100名、シオニスト入植者の訴追を要求
パレスチナ・ヨルダン川西岸における暴力の激化を受け、米民主党議員ら100名がマイケル・マッコール下院外交委員長に対し、シオニスト入植者の過激な行動への対処および加害者の訴追に向けた法案を提出するよう求めました。これらの議員はこの公式書簡の中で、過激派入植者グループが一切の抑止的措置なしにパレスチナ人に対するテロ活動を継続していることを強調しています。
ポーランド、反EUスローガン掲げ独立を祝う
今年のポーランドの独立記念祝祭は、力強い反EUスローガンを掲げ多数の市民らの参加により開催されました。ポーランド国民は「ポーランドはポーランド人のためのもの」「ここはポーランドだ、EUの中心都市ブリュッセルではない」といったスローガンを唱え、自国のEU離脱を訴えました。これらの人々はまた、象徴的な行為としてEU旗を焼却しました。
米、ガザ地区近郊への軍事基地建設を検討
米国際情報サイト・ブルームバーグは11日火曜夜、「米軍がガザ停戦監視のため、1万人収容可能な軍事基地の新設を検討している」と報じました。この報道によれば、米海軍は複数の軍事請負業者に対し、「12ヶ月間にわたり、1万人の人員と1万平方フィートのオフィススペースを提供できる、作戦行動のための一時的な自立型軍事基地」の建設費用の見積もりを提出するよう要請したということです。

