イランの最大輸出相手国は中国とイラク

イラン貿易新興機関の最新統計から、同国の最大の輸出相手国が中国とイラクであることが明らかになりました。

イラン貿易新興機関の最新統計によりますと、イラン歴今年度の上半期（2023年３月21日～同9月22日）の非石油製品輸出総額では、工業系製品の占める割合が15％となりました。

この報告ではまた、イランの第１の輸出先は、石油化学・石油ベース製品および鉱業や鉱物産業の製品においては中国、そして農産物や工業製品においてはイラクになったとされています。

さらに同期間中には、石油化学・石油ベース製品、鉱業および鉱物産業、工業および農業といったイランの非石油製品輸出は、重量が6,774万4,000トン、金額にして241億4,400万ドルとなっています。このうち、石油化学製品とガスコンデンセート、そして鉱業と鉱物産業の輸出は、それぞれ3100万トン以上だったということです。

なお、イランの非石油輸出総額に占める農業系製品の割合は6％でした。