イラン外相が、パレスチナ市民殺戮というイスラエルの犯罪の即時停止を強調
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アミールアブドッラーヒヤーン・イラン外相が23日月曜、パレスチナの2つの抵抗組織の長であるイスマイル・ハニヤ氏および、スィヤード・ナハレ氏との電話会談で、パレスチナ国民への支援やシオニスト政権イスラエルの戦争犯罪の非難、そしてパレスチナ・ガザ地区での民間人殺戮の停止についてイランが国際舞台で行っている外交活動について説明しました。
(last modified 2025-06-25T12:06:53+00:00 )
10月 23, 2023 20:42 Asia/Tokyo
  • アミールアブドッラーヒヤーン・イラン外相
    アミールアブドッラーヒヤーン・イラン外相

アミールアブドッラーヒヤーン・イラン外相が23日月曜、パレスチナの2つの抵抗組織の長であるイスマイル・ハニヤ氏および、スィヤード・ナハレ氏との電話会談で、パレスチナ国民への支援やシオニスト政権イスラエルの戦争犯罪の非難、そしてパレスチナ・ガザ地区での民間人殺戮の停止についてイランが国際舞台で行っている外交活動について説明しました。

イルナー通信によりますと、アミールアブドッラーヒヤーン外相はパレスチナ被抑圧民に対するイランの支持を改めて表明するとともに、女性や子供を初めとしたパレスチナ国民の殺害というイスラエルの犯罪の即時停止、エジプトとガザ地区の境界にあるラファ検問所の開放、ガザ地区のパレスチナ住民への人道支援提供の続行、そしてガザ住民の移住強制への対抗を改めて強調しました。

パレスチナ・イスラム抵抗運動ハマスのハニヤ政治局長も、パレスチナ国民への支持というイランの立場表明に謝意を示し、イスラエルによる現在進行中の犯罪および、民間人の殺害が続くガザの最新状況を説明しました。

また、シオニスト政権に対する米国の支援が、このネオナチ政権の犯罪が続く主な理由の一つであるとし、「防衛手段を持たないガザ住民に対する残虐で盲目的なシオニストの攻撃は、占領行為に対するパレスチナ国民の抵抗、そして抵抗勢力の勇敢さにイスラエルが対抗しきれていないことを示している。抵抗勢力は敵に戦略的な打撃を与えた後、シオニストの残忍さをものともせず確固たる意志を持って戦い続けている」と語りました。

ハニヤ政治局長は、「医薬品、燃料の不足、病院の発電機の故障は、ガザ地区における大規模な人道災害の発生の前兆である」との考えを示しました。

さらに、パレスチナ・イスラム聖戦運動のナハレ事務局長も、イランによるパレスチナ国民への支持に謝意を表明し、「イスラエルによる女性や子供、高齢者の殺害、住宅の破壊、民間人を狙った攻撃にもかかわらず、抵抗勢力の士気と現場は非常に良好な状態にあり、我々は確実にイスラエルの大規模な侵略と戦い続ける。敵は決して、抵抗勢力の意志を粉砕できない」と語りました。

 


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