イラン外務省報道官「ガザ攻撃再開は米国の倫理的失態」
12月 02, 2023 20:39 Asia/Tokyo
イラン外務省のキャンアーニー報道官は、シオニスト政権イスラエルによるガザ攻撃再開に米国政府がゴーサインを出したことについて「これはアメリカにとって大きな倫理的失態だ。彼らの言う人権の本当の姿が世界に向けて露わになった」とSNSに記しました。
キャンアーニー報道官はXへの投稿で「200人の殉教者と600人の負傷者が、7日間の停戦を破ったイスラエルによるこの24時間のガザ攻撃の結果である。またもやアメリカのゴーサインにより攻撃が再開され、1万6000人のパレスチナ人を殺を害した48日間の攻撃に加わろうとしている」と記しました。
キャンアーニー氏は1日にも、イスラエルが停戦を破棄したことについて「攻撃再開前の停戦合意違反、ブリンケン米国務長官の出発阻止、女性や子供の虐殺」と投稿していました。
キャンアーニー氏はその上で、「1万5000人を殺しておきながらいまだに血に飢えているシオニストらは、新たな大量殺戮をアメリカの庇護のもと開始した。世界中が停戦の延長と完全停戦で一致している。しかしイスラエルは、民間人や女性、子供を虐殺することで、自らの敗北を取り返そうとしている」としました。
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