Pars Today

イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相がEUのボレル外交安全保障上級代表に対し、シオニスト政権イスラエルによる犯罪行為の継続を鑑みて、占領者たる同政権のパレスチナ・ガザへの攻撃を阻止し、同地区封鎖の完全解除と占領の終了に向けてより効果的な措置を講じるよう要請しました。

アミールアブドッラーヒヤーン外相はボレル上級代表に宛てた書簡の中で、同氏がシオニスト政権の入植者らに最近示した姿勢を歓迎しながら、同政権によるガザへの攻撃の恒久的停止、さらに同地区封鎖の完全解除とその占領の終結に向けて、より効果的な措置を取るよう求めました。

そして、ガザでの停戦確立とその持続、民間人殺戮の停止、国際人道法の順守、逃げ場のないガザ住民への緊急支援物資送付の必要性を取り上げたＥＵ側及び、ボレル氏がシオニスト政権の入植地建設を国際人道法の重大な違反だと明言し、さらに入植者らによるヨルダン川西岸での暴力行為を非難する姿勢を示したことを、歓迎するとしました。

アミールアブドッラーヒヤーン外相はまた、D8経済協力機構（Developing-8）の事務局長に宛てた書簡の中でも、同組織が最近の会合でパレスチナ人を支持し対応措置の調整に努めるとした共同声明を発表したことを歓迎し、「我が国は、シオニスト政権イスラエルによるガザでの残虐行為の停止に向けた同組織の措置を支持する」と強調しました。

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