12月 28, 2023 18:22 Asia/Tokyo

シリアでシオニスト政権イスラエル軍による攻撃で殉教したイラン・イスラム革命防衛隊の上級司令官セイエド・ラズィー・ムーサヴィー氏の葬儀が、大群衆が参列する中イランの首都テヘランで執り行われました。

ラズィー・ムーサヴィー司令官は25日、シリアの首都ダマスカス近郊で、シオニスト政権軍のミサイル攻撃により殉教しました。

ムーサヴィー司令官は、革命防衛隊ゴッツ部隊の上級軍事顧問であり、2020年1月3日、イラクのバグダッド国際空港付近で米軍のテロ攻撃により殉教したソレイマーニー司令官の盟友でした。

国際通信イランプレスによりますと、ムーサヴィー司令官の葬儀は28日木曜朝、多くの市民や軍・政府関係者が参列する中、テヘラン市内で行われ、外国メディアも多数取材に訪れました。

参列者らは、この葬儀において、ムーサヴィー氏やソレイマーニー氏の写真を掲げながら、「イスラエルに死を」「シオニズムに死を」「アメリカに死を」などといったスローガンを叫びました。

葬儀にあたっては、イラン・イスラム革命最高指導者のハーメネイー師がムーサヴィー司令官の棺を前に礼拝を捧げました。

革命防衛隊のシャリーフ報道官は、ムーサヴィー氏の暗殺について、「この盲目的なテロ行為は、ガザでのシオニスト政権の連続的な敗北によるものだった」とし、「殉教者ムーザヴィー司令官は、特にISISなどのテロ組織との戦いで卓越した役割を果たした」と述べました。

 


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