1月 07, 2024 18:38 Asia/Tokyo
  • イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相とフランスのコロナ外相
    イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相とフランスのコロナ外相

イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相は、フランスのコロナ外相との電話会談で、テロとの効果的な戦いに向けた国際社会の努力の必要性を強調しました。

イルナー通信によりますと、アミールアブドッラーヒヤーン外相はこの会談で、フランスが今月3日にイラン南東部ケルマーンで起きたテロ事件を非難したことに触れ、様々な形態のテロに対する効果的で実効性ある戦いのために国際社会が努力する必要性を強調しました。

アミールアブドッラーヒヤーン外相は、パレスチナ問題におけるフランス政府の行動に触れ、シオニスト政権イスラエルによる戦争犯罪やジェノサイドの停止、民間人虐殺を止めるための実効策の必要性、人道支援提供の円滑化、パレスチナ人の強制移住の阻止、民主的な方法によるパレスチナ人自身による自決権を、地域での暴力収束に効果的な足掛かりだとしました。

その上で、「地域における紛争拡大を阻止し、恒久的な平和を確立する唯一の方法は、問題の根源に責任感を持って注目し、その解決に向けた真剣な意志を持つことである」としました。

また、ガザで女性や子供を含む2万2000人が虐殺されたことについて、アメリカとシオニスト政権イスラエルがこのジェノサイドの責任者であるとし、「占領に見て見ぬふりをし、イスラエルを野放しにしたままで、地域の不安定化要因を無視し、一方で紅海の安全性を懸念することなどできない」と述べました。

そして、「ガザとヨルダン川西岸、地域の安全はすべてつながっており、戦争では解決できない」とし、「イランは地域および世界の安定・安全の最も誠実な支持者である」と述べました。

これに対しコロナ仏外相は、ケルマーンで起きたテロ事件を非難した上で、地域における緊張増大に懸念を示し、紛争拡大にイランが役割を果たすよう希望しました。

 


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