イラン革命防衛隊が、テロ組織拠点をロケット弾攻撃
(last modified Tue, 16 Jan 2024 07:58:53 GMT )
1月 16, 2024 16:58 Asia/Tokyo

イラン・イスラム革命防衛隊が16日火曜、地域の反イラン・テロ組織やスパイが集まる拠点を弾道ミサイルにより攻撃し破壊したことについて、3段階に分けて発表しました。

イラン・イスラム革命防衛隊は第1の発表で、「我が国の敵が行った先日のテロへの報復として、地域の一部にある反イラン・テロ組織やスパイが集まる拠点を弾道ミサイルにより攻撃し、破壊した」としました。

続く第2の発表では、「先日の南東部ケルマーン州およびスィースターンバルーチェスターン州ラースク郡で起きたテロ組織による犯罪の報復として、これらのテロに関わった指揮者や要員、中でもテロ組織ISISがシリアで占領して拠点としている場所を特定し、弾道ミサイルによって攻撃・破壊した」としました。

ケルマーンでは今月3日、イスラム革命防衛隊ゴッヅ部隊の故ソレイマーニー司令官の殉教4周年記念式典において訪れた人々を狙った2つの爆破テロが発生し、子ども数名を含む94名が殉教しました。

その後、ISISがこのテロについて犯行声明を出しました。

これに先立つ先月14日には、スィースターン・バルーチェスターン州ラースクにある治安部隊の拠点がパキスタン国境で活動するテロ組織「ジャイシュ・アル・ズルム(Jaish al-Zulm)」の襲撃を受け、警官11人が殉教しています。

イスラム革命防衛隊はさらに第3の発表で、「革命防衛隊および抵抗戦線の司令官たちを殉教させたシオニスト政権イスラエルの先日の悪行への報復として、同政権の地域における活動の情報を入手し、弾道ミサイルでイラク・クルディスタンにある同政権の諜報機関・モサドの拠点のひとつを攻撃し、破壊した」としました。

その上で、「この拠点は、イランを中心とした地域でのスパイ活動やテロ活動を展開する中心地として使われていた」と説明しました。

 

 


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