イラン外相が、ガザ大量虐殺めぐる安保理の無策を批判
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イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相が、「パレスチナ・ガザでシオニスト政権イスラエルが行う大量虐殺をめぐり国連安全保障理事会が何もできていないことは、今世紀最大の外交上の惨事である」と述べました。
(last modified 2025-06-25T12:06:53+00:00 )
2月 27, 2024 19:20 Asia/Tokyo
  • イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相
    イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相

イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相が、「パレスチナ・ガザでシオニスト政権イスラエルが行う大量虐殺をめぐり国連安全保障理事会が何もできていないことは、今世紀最大の外交上の惨事である」と述べました。

アミールアブドッラーヒヤーン外相は26日月曜、スイス・ジュネーブで第55回国連人権理事会の傍ら開かれたパレスチナ関連会合で、「大量虐殺政権イスラエルによるガザを中心としたパレスチナ人への戦争犯罪が継続していることは、戦争の裾野を拡大させており、その結果は、国際的な平和と安全を現実的に脅かしている」としました。

続けて、「シオニスト政権イスラエルがガザで大量の命を奪う攻撃を始めてから、約5カ月が経過している。その間に同地区では、3万人以上の人々が殺害されたが、その7割は女性もしくは子どもだった。これは、人類の歴史で起きた子どもの殺害の中でも最もひどいものだ」と説明しました。

また、「大量虐殺者たるイスラエル政権は、(占領下に置く)パレスチナの人々に一切の権利を認めず、それどころか、ガザおよびヨルダン川西岸に住むパレスチナ人を、エジプトとヨルダンの一角に強制移住させようと目論んでいる」と指摘しました。

そして、「シオニスト政権が占領する地域において危機を解決する方法は、同政権が行うガザでの大量虐殺とヨルダン川西岸での戦争犯罪を即刻辞めさせることである。我が国はパレスチナ国民を、これまで常に国際法に基づき占領行為から守り、その自決権を断固として尊重してきたが、今後も同様である」と述べました。

 


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