イラン政府報道官、「イランの石油輸出が２倍に増加」

イランのノウバフト政府報道官が、この１年間で、イランの石油輸出が２倍に増加したとしました。

ノウバフト報道官は、１２日火曜、記者会見で、オーストリア・ウィーンでのイランと６ヶ国による核合意の成立から１年が経過したことに触れ、「アメリカに凍結されていたイランの資産１７億ドルが返還されたこと、イランの石油輸出量が２倍に増加したことは、イランに対する制限が失敗したことを示すものだ」としました。

ノウバフト報道官はまた、制裁が解除された後のイランの産油量、大幅に増加しているとし、「現在、石油協定を締結するために世界各国、特にヨーロッパ諸国の代表団が盛んにイランに往来している」と述べました。

さらに、イラン反体制派のテロ組織モナーフェギンに対するフランスやサウジアラビアの支援に触れ、「イラン外務省は、この問題に対する立場表明を行い、確かにイランは、テロ対策の枠組みの中で、これまで通りこのテロ組織と戦うだろう」と語りました。