イランが産油量の増量を計画、日量400万バレルへ

イランの産油量が、1日当たり400万バレルに到達しようとしています。

【ParsTodayイラン】西側諸国による追加制裁にもかかわらず、イランの石油輸出額は2019年と2020年の年間100億ドルから年間360億ドル以上に達しました。

イランのオウジー石油相は閣僚会議の傍ら「2025年3月下旬までに、わが国の産油能力は360万バレルから400万バレルに達する」との見解を示しました。

オウジー大臣によると、西側諸国による対イラン制裁が強化されている中、同国の石油輸出は2.5倍に増加しています。

また、今年の天然ガス生産量についても3400万立方メートル増加していると語りました。

さらに、過去3年間にイランの石油・ガス流通網が受けた3件のサイバー・テロ攻撃に言及し、「現在、確かに一部の問題はあるが、これらの問題がイランのエネルギー安全保障を危険にさらすことは決してありえない」と述べました。

イランでは第13期現政権の下、石油省が国内の共同および独立油田・ガス田開発を目的とした230億ドル以上の協定に署名してきました。

ラジオ日本語のソーシャルメディアもご覧ください。