イラン学生連合が新大統領に書簡、「圧政下にある世界の人々の権利守るべき」
(last modified Sun, 04 Aug 2024 08:20:28 GMT )
8月 04, 2024 17:20 Asia/Tokyo
  • イラン学生連合が新大統領に書簡、「圧政下にある世界の人々の権利守るべき」
    イラン学生連合が新大統領に書簡、「圧政下にある世界の人々の権利守るべき」

イランの複数の学生連合が、自国のペゼシュキヤーン大統領に宛てた書簡で、「我が国は圧政下にある世界の人々の避難所であり続けなければならない」と強調しました。

イランのこれらの学生連合は、ペゼシュキヤーン大統領に宛てた書簡において、圧政下にある世界の人々の権利を守る必要性について言及し、パレスチナ・イスラム抵抗運動ハマス政治局長だった故ハニヤ氏の暗殺をめぐり、敵たるイスラエル政権に適切な反応を示すよう求めました。

パールストゥデイによりますと、各学生連合はこの書簡で、コーランの一節を引用してハニヤ氏暗殺への断固とした反応の必要性を強調しながら、ペゼシュキヤーン大統領に対し行動に出るよう求めました。また、敵たるイスラエル政権は抵抗組織司令官の暗殺によりイランとレバノンを情勢不安にさせるというメッセージを発していると指摘した上で、「今回の暗殺は、イラン国土への直接攻撃であり、一国の安全保障への侵害行為である」としました。

そして、イランが世界の抵抗勢力および圧政下にある人々の避難所の位置にいるとしながら、敵に対して断固とした圧倒的反応を見せることで、国際的な場で我が国の地位を保つだけでなくパレスチナの人々の心を慰めるよう、大統領に求め、「我が国は、圧政下にある人々の避難所であり続け、抵抗戦線を強化する措置を取っていくべきだ」と強調しました。

 

 


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