イラン・OIC加盟国間の非石油製品貿易が260億ドルに
9月 09, 2024 14:20 Asia/Tokyo
イラン税関局長が、過去5カ月における同国とOICイスラム協力機構加盟国との間の非石油製品貿易が増加したことを明らかにしました。
モハンマド・レズヴァーニーファル・イラン税関局長は、「我が国とOIC加盟国との非石油製品の通商取引は今年最初の5ヶ月間で15%増加し、267億ドルに達した」と語りました。パールストゥデイによりますと、レズヴァーニーファル局長はこの統計を発表するとともに、同期間におけるイランとOIC加盟国との非石油製品取引が前年の同時期重量と比べて10%増の合計4,230万トンだったとしています。
続けて、「OIC加盟56カ国とイランの非石油製品貿易総額のうち、135億ドル相当の3,360万トンが輸出だった」とし、「またこの期間に、132億ドル相当の製品870万トンの製品がOIC諸国から我が国に輸入されているが、これは重量で18%、金額で15%増加している」と述べました。
レズヴァーニーファル局長の話では、今年最初の5カ月におけるイランの非石油製品の通商取引額が多かったOIC加盟国は順にUAEアラブ首長国連邦、トルコ、イラク、パキスタン、オマーンで、イランの非石油通商取引総額のうち240億ドルがこれら5か国との貿易だったということです。