イラン外務省報道官がイスラエルのサイバーテロに反応、「これは世界的な脅威」
9月 18, 2024 18:20 Asia/Tokyo
イラン外務省のキャンアーニー報道官が、通信機器爆破というレバノン国民を標的にしたシオニスト政権イスラエルのテロ行為を、同政権による集団殺害の新たな一例だとしました。
パールストゥデイによりますと、キャンアーニー報道官は「イスラエル政権とその雇われ要員が続けるハイブリッド作戦の一環として行われた、レバノンでのテロ作戦は、あらゆる道徳的・人道的原則、さらに国際人道法をはじめとした国際諸法に反したものであり、国際刑事司法の場で訴追、裁判、刑罰を受けるに値する」と述べました。
続けて、「このハイブリッド・テロは実のところ、一種の集団殺害であり、イスラエル政権がパレスチナ人に対し大量虐殺を含む戦争犯罪を引き起こし、地域・世界の平和と安全を脅威にさらしていることを、改めてはっきりと証明することになった」と説明しました。
そして、「そこから、イスラエル政権の行うテロとそこから引き起こされる脅威に立ち向かうことが明確に必要とされている。国際社会は、犯罪者であるイスラエル政権当局者らが司法処罰を受けていないことに対抗するため、早急に行動すべきだ」と指摘しました。
一方、イランのイールヴァ―二―国連大使も、レバノンでイスラエル政権が行ったサイバーテロを非難し、「イスラエル政権は、この侵略的で凄惨な犯罪の責任を問われなければならない」としました。
各メディアは17日火曜、レバノン各地で複数の通信機器爆発事件が起きたと報じました。
レバノン保健省の発表によれば、これらのテロ事件では11人が殉教、2750人が負傷したということです。