イラン全土で人々がナスロッラー師の殉教悼む + 写真
イランの各都市で、レバノン・ヒズボッラ―のセイエド・ハサン・ナスロッラー事務局長の殉教を知った人々が自発的集会を開き、この犯罪を行ったシオニスト政権イスラエルを非難して、レバノンおよびパレスチナ国民への同情と連帯を示しました。
【ParsTodayイラン】イスラエルは今月23日、ガザでの犯罪と戦争の開始から1年が経とうとする中、その範囲をレバノンに拡大しました。そして27日金曜には、同国ベイルート南郊ダヒヤを爆撃するという犯罪で、ヒズボッラーのナスロッラー事務局長を殉教させました。
この出来事をうけてイラン国内の31都市で開かれた自発的集会には、大学生・中高生の若者を含めた老若男女さまざまな層の人々が参加し、「イスラエルに死を」「米国に死を」「抵抗のセイエド(=ナスロッラー師)よ、あなたの歩んだ道は続く」「ヒズボッラーの指導者よ、あなたの殉教に祝福を」などのスローガンを唱えました。
集会参加者らは服喪のために黒い服を身に付け、イラン、パレスチナ、レバノン・ヒズボッラーそれぞれの旗、また、イラン・イスラム革命最高指導者ハーメネイー師、故ソレイマーニー革命防衛隊司令官、ナスロッラー師の写真を掲げながら、聖地ベイトルモガッダス・エルサレムの解放とイスラエルの壊滅に向けて最後まで立ち向かい続けることを宣言しました。
ナスロッラー師殉教のニュースが伝えられた後、マシュハドにあるイマーム・レザー廟とゴムにあるマアスーメ廟のドーム頂上には、弔意を示す黒い旗が掲げられました。
イランの各大学は29日日曜、イスラエル政権のテロに抗議しレバノン国民への同情を示す集会のために、臨時休校となりました。
イラン全国のイスラム神学校も、イスラエル政権の犯罪への抗議のために3日間休校となりました。
首都テヘランのタビーアト橋とミーラード・タワーは、抵抗の旗手・ナスロッラー師の殉教とそれに対する報復を示すために、赤くライトアップされました。