イラン大統領「ミサイル作戦はイスラエルの暴走を制御するため」
10月 08, 2024 15:40 Asia/Tokyo
イランのペゼシュキヤーン大統領はオランダ首相との電話会談で、「我が国のミサイル作戦はシオニスト政権イスラエルの残虐行為を抑制するために行われた」と強調しました。
【ParsTodayイラン】ペゼシュキヤーン大統領は6日日曜夜、オランダのディック・シューフ首相との電話会談で、パレスチナにおけるイスラエルの犯罪に触れながら、「地域における緊張と情勢不安の悪化の原因はイスラエルにある」と述べました。
ペゼシュキヤーン大統領はこの電話会談で、「我が国はガザ地区での停戦確立への努力が奏功することを優先させるため、イスラエルのテロ犯罪と国家主権の侵害に対する即時の反応を自制してきた」と述べ、「イスラエルに対する我が国のミサイル攻撃は、まさに同政権の残虐行為の抑制、地域における犯罪・攻撃拡大という同政権の工作の阻止を目的に、国際法的枠組みを遵守した上で、なおかつ国連憲章に明記されている条文に基づき軍事標的に対してのみ実行されたものである」と述べました。
その上で、「イスラエルはガザ地区での失敗の埋め合わせ及び、地域での緊張と紛争の拡大を目的として、テヘランを訪れていた賓客(=ハマスのハニヤ政治局長)を暗殺した。しかし、米国を筆頭とする西側諸国は、シオニストの犯罪やテロ行為を非難せずに、常にイランに自制を求めてきた」と述べました。
そして、世界のすべての国とバランスのとれた発展を目指すイラン政府の政策に言及し、「イラン国民は、戦争、制裁、経済情勢下では発展の道を歩めないことを誰よりもよく知っている。故に、緊張や戦争、紛争、緊張を追求することは決してない」と強調しました。
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