イランが国産調査船による深海2000メートル超の探査に成功

イラン国立海洋・気象科学研究所は、海洋深度2120メートルの探査が可能な調査船を開発したと発表しました。この技術は世界で14カ国のみが保有しているとされています。

【ParsTodayイラン】イラン国立海洋・気象科学研究所のモルテザー・タヴァッコリー所長は、海洋活動の性質上、多様な指標の測定や調査が不可欠であるとし、「イラン南・北部の海での海洋調査は非常にコストがかかるため、同研究所は研究、技術開発、教育、海洋科学の普及活動などを通じて、国内外の海洋学および気象科学のニーズに応えている」と述べました。

また、タヴァッコリー所長は、同研究所の能力とポテンシャルを高く評価し、「今年の初めに、2120メートルの深海でサンプルを採取した。これは、世界で14カ国しか持っていない能力だ。この調査船はイラン国内で製造され、その独自の経験と知識を獲得した」と述べました。

さらに、同氏は「ハーメネイー最高指導者が常に海洋経済の重要性を強調しており、海洋経済分野の成長能力は、陸上経済の成長能力に比べ2倍に相当する」と述べました。

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