イラン:西アジアの肝臓移植の中心地・歴史に残る記録保持国
7月 12, 2025 17:02 Asia/Tokyo
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イランは西アジアの肝臓移植の中心地・歴史に残る記録保持国
テヘランにあるイマーム・ホメイニー病院が2000件目の肝臓移植手術を実施し、西アジア地域における主要な臓器移植の中心地の1つとしてのイランの地位を確立させました。
イマーム・ホメイニー病院肝臓移植部門責任者のアリー・ジャアファリヤーン氏は11日金曜、「イランはトルコと並んで西アジアにおける肝臓移植の先駆者であり、これまでに実施された移植手術の結果は世界水準に匹敵する」と述べています。【ParsTodayイラン】ジャアファリヤーン氏は「当院では毎月15~20件の肝臓移植手術を行っており、他国よりも低コストで高品質なサービスを提供している。この偉業は、2001年以来当院の医療チームがたゆまぬ努力を続けてきた結果である」と語りました。
また、「肝臓移植は世界で最も複雑かつ戦略的な治療法の一つだ」とし、「多くの国では、専門的なインフラが不足しているため、この種の治療ができない状態にある。しかし幸いなことに、イランは西アジア地域で非常に卓越した地位にある」と付け加えました。
ジャアファリヤーン氏によれば、イランにおける肝臓移植の成果は一連の制限にもかかわらず、世界各地の成功したセンターの成果に匹敵し、患者の5年後の生存率は約75%で、これは世界の統計と同等の数字だということです。
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