イラン外務省報道官;「ラミー英外相は40億ポンドのうちシリア危機扇動にどれだけの資金が充てられたか充てるべき」
(last modified Thu, 12 Dec 2024 13:33:31 GMT )
12月 12, 2024 22:33 Asia/Tokyo
  • バガーイー・イラン外務省報道官
    バガーイー・イラン外務省報道官

バガーイー・イラン外務省報道官が、「シリアの情勢変化に関する英国の主張は虚偽であり、事実とは真逆である」と語りました。

バガーイー報道官は11日水曜夜、ソーシャルネット「X」でのシリア情勢に関するラミー英外相の主張に反論し、「ラミー英外相は法律専攻だが、シオニスト政権イスラエルの虐殺という犯罪を正当化するのが職業である。彼は、『大量虐殺と呼ぶためには数百万人ものパレスチナ人が殺されなければならない』と主張している。そのため、パレスチナ担当の国連人権特別報告者は英外相を『大量虐殺を否定した者』だとしている」述べています。

パールストゥデイによりますと、バガーイー報道官はさらに、英国政府がパレスチナの「植民地政策的抹殺」において継続的に参加していたと指摘し、「ラミー外相は最近、シリア情勢に関しても英国議会で声明を発表し、実際に、彼はシリアでの流血に関して喜びの意を表した」としました。

さらにこの投稿の中で、「ラミー英外相の文言は現実の改変と欺瞞の実例であると述べ、「ラミー外相に対しては、英国政府がシリア危機のために使ったと主張している『40億ポンド以上』のうち、実際に危機の勃発と継続にいくらが使われたか尋ねる必要がある。実際、シリアとイラクでテロ組織ISISの形成・拡散の原因となった英国のような勢力は、シリアの人々の流血に自らの手を染めている」と語っています。

またこれに関して、「今なお、英国がイスラエルに供与した武器によってシリア国民が虐殺され、彼らのインフラが破壊されている」と述べました。

そして最後に、「これは実に破廉恥も甚だしいもので、先住民族の大量虐殺を引き起こした最も暗澹たる種類の植民地主義の長い歴史を持つ国にとってさえも恥さらしだ」と結びました。

 


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