イラン最高指導者顧問「平和目的の核計画を全力で守る」

イラン最高指導者顧問で核問題を担当するアリー・シャムハーニー氏が、「わが国は平和目的の核計画を全力で守る」と語りました。

【ParsTodayイラン】シャムハーニー氏は、イラン原子力産業の最新の成果と活動を視察した際、イランの発展に核技術が重要な役割を果たしていることを強調し、イランの創造性と意志が同国の技術的発展の原動力であると述べました。

シャムハーニー氏は「核技術はクリーンで再生可能なエネルギー生産の分野で国に多くの価値をもたらすだけでなく、農業、医療、製薬、水資源管理、環境などの分野でも非常に効果がある」としました。

一方で、「核分野でイランが学術面で独立して行動していることは、一部の大国の間に懸念引き起こしている」と述べ、平和目的によるイランの核計画が可視的かつ、国際的義務を遵守していることを指摘し、「イランは核兵器を求めたことはなく、また今後も決して求めない」と強調しました。

イランは、国内の科学者や専門家がウラン濃縮技術の実現および、国産の遠心分離機による完全な濃縮サイクルの立ち上げに成功したことにより、平和的な活動の分野におけるウラン濃縮技術を有する国の1つとなりました。

またイランは、ES幹細胞の生産と増殖、ナノテクノロジー、核の知識を活用したさまざまな放射性医薬品の生産などの分野で、世界最先端の知識を持つ国の一つでもあります。

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