ボーイング社CEO、イランへの航空機売却禁止に反発
7月 17, 2016 18:39 Asia/Tokyo
ボーイング社のミュレンバーグ最高経営責任者が、アメリカ議会のイランに対する航空機の売却禁止に反発しました。
ビジネスジャーナルのインターネットサイトによりますと、ミュレンバーグ最高経営責任者は、ボーイング社創業100周年の記念式典で、ボーイング社はイランへの航空機売却に関してアメリカ政府に従う、議会の決定は重要ではないとしました。
ミュレンバーグ最高経営責任者はまた、「これはオバマ大統領に従うという意味であり、今月イランとボーイング社の取引を制限することに賛成した、議会のうるさい批判者に従うことではない」と語りました。
ボーイング社は6月、旅客機80機をイランに売却し、29機をリースすると発表しました。
アメリカ下院も、ボーイング社のこの決定に反応し、14日木曜、イランに対するボーイング社の航空機売却を禁止する法案を賛成239、反対185で可決しました。
下院の採択の後、アメリカ国務省のエア報道官は、「オバマ政権は核合意を実施するうえでの、すべての妨害に反対する」と語りました。
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